4月から女性活躍推進法が施行
推進法がもたらす影響は
平成28年4月1日より施行される「女性活躍推進法」をご存知でしょうか?この法律は10年間の時限立法として国・地方公共団体・大企業に女性がより活躍するための現状分析、行動計画の策定・届出・公表、情報提供を義務付けするものです。
この法律がもたらすものとは?
人材プロオフィスキャラクターの「プロ子女史」を先生として、枚方つーしんキャラクター「ぼしひこくん」が質問をしていく会話形式で見ていくことにします。
■女性の活躍を促す法律?
プルルルル…プルルル…
プロ子(以下:プ)「お電話ありがとうございます。人材プロオフィス株式会社のプロ子でございます。はい……いつもお世話になっております……」
ぼしひこ(以下:ぼ)「相変わらずプロ子ちゃんはバリバリ働いてるなぁ〜。でもプロ子ちゃんみたいにバリバリ働いてる人増えてきてる気もするな最近。まぁ、俺はゴーイングマイウェイやけどなぁ…パリパリ」
プ「ちょっと! 急に会社に押しかけてきて、いきなりポテチ食べるのやめなさいよ!」
ぼ「でも改めてプロ子ちゃんってすごいよなぁ」
プ「……お金なら貸さないわよ?」
ぼ「…チッ、バレたか」
プ「でも、さっきアナタが言ったように、女性がドンドン活躍する社会になってきているのは確かね。女性活躍推進法って知ってる?」
ぼ「そんなわかりやすい名前の法律あるん?」
プ「この4月から施行される女性の職業生活における活躍を推進するために成立された10年間の時限立法なのよ」
ぼ「じげんりっぽう?」
プ「10年間という有効期間を設けて作られた法律ってこと。言い換えるとこれから10年のうちに女性が活躍できる社会を作りなさい、ということでもあるわね」
■具体的にはどんな法律?
ぼ「どんな法律なんやろ…働いてる女の人みかけたら『ガンバレー!』って声をかけなアカンとか?」
プ「相変わらず考え方が安易ね…」
ぼ「えへへ…」
プ「ほめてないからね! 話を戻すと、この法律が定めていることは次のことね。
【対象】 国・地方公共団体、301人以上の大企業
【内容】
(1)自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析
(2)その課題を解決するのにふさわしい数値目標と取組を盛り込んだ行動計画の策定・届出・周知・公表
(3)自社の女性の活躍に関する情報の公表を行う
301人以上の大企業は義務だけど、300人以下の中小企業は努力義務なの」
ぼ「なるほど。でも日本のほとんどの会社は中小企業やんな?」
プ「その通りね。だからまずは国・地方公共団体・大企業が旗を振って女性が活躍するための環境づくりを率先してやっていこう…ということね」
ぼ「なるほどなぁ。千里の道も一歩から…ってことやね」
プ「なによ、急にマジメなこと言って」
ぼ「千円の道も、十円から…」
プ「だからお金は貸さないわよ」
■男女共同参画社会とは
プ「ところで男女共同参画社会って聞いたことある?」
ぼ「共同で三角を作る…組体操!」
プ「連想ゲームじゃないわよ!男女共同参画社会っていうのは、男女共同参画社会基本法第二条一号によると… 男女共同参画社会の形成 男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会を形成することをいう。 …とこんな風に書かれているわね」
ぼ「◯×▽□◎……」
プ「わかりやすく言うと『男女問わず意欲に応じてどの分野でも活躍できる社会を作っていきましょう』ということになるわね」
ぼ「プロ子ちゃんわかりやすい!」
プ「ただ、具体的にどうしていくかは簡単なことじゃないわよ」
ぼ「なんでなん?」
プ「男女は少なからずの違いがあるでしょう?」
ぼ「そりゃもちろん」
プ「その違いを尊重し合いながら、同じように活躍できる社会とは何なのか…」
ぼ「考え続けていかなアカンことやねー」
■人プロの取り組み
プ「私たち人材プロオフィスでも、今後レディース事業部を立ち上げて女性の活躍できる場所を増やしていくつもりよ」
ぼ「へー」
プ「お子さんのいるママの力を存分に発揮してもらえるように、勤務時間や勤務日数など、本人の希望を聞いて調整していくつもりよ」
ぼ「ええやん。きっと働きたいママも多いやろうし」
プ「こうやって少しずつでも動き出すことが男女問わず活躍できる社会への第一歩になるんじゃないかしら」
ぼ「ほんまやね」
プ「人材プロオフィスでは『女性の活躍できる職場作り』についても取り組んでいますので、気になった方はぜひ人材プロオフィスの担当者にお気軽にお尋ねくださいね!」
ぼ「輝いてるなプロ子ちゃん」
プ「そうかしら?(エッヘン)」
ぼ「おでこテカってるってことやで」
プ「………。」